ウクライナ人バレエダンサー 妻子と日本へ…避難後“初舞台”
ロシアによる侵攻の影響で、日本に避難しているウクライナ人バレエダンサーが来日後、初めて公演に出演しました。
28日、埼玉県所沢市で行われたバレエ「リトル・マーメイド」の公演に出演したのは、エフゲニー・ペトレンコさん。ウクライナ・キーウのバレエ団に所属するプロのダンサーです。
ウクライナ侵攻直前の今年2月に、日本人の妻と幼い息子と共に一時避難のつもりで来日しましたが、バレエ団の活動が休止するなど不安定な情勢が続いているため帰国できず、3月、所沢市に拠点を置くプロのバレエ団に入団しました。
その後、練習を重ね28日、初めて日本の同僚と共に舞台に立ちました。
エフゲニー・ペトレンコさん「今、ウクライナで起きていることを日本の皆さんにも忘れないでほしい。ウクライナは皆さんの応援と支援を必要としています」
来月4日には、ウクライナ支援のためのチャリティー公演に出演します。