土石流“起点”土砂頻繁に運び込まれていた
3日、静岡県熱海市でおきた大規模な土石流による安否不明者の捜索活動は4日朝から本格的に始まっています。
災害対策本部によりますと、4日午前6時ごろから本格的な捜索活動が再開されました。現場では現在、自衛隊や消防、警察およそ700人態勢で捜索活動が行われています。
県によりますと、今回の被害状況が発表され、4日午前6時現在で、およそ130棟の建物が土砂に押し流されたということです。現場では、いまだ20人ほどの安否がわかっていなく、女性2人の死亡が確認されています。
また、土石流の起点とみられる場所から撮影した映像からは、斜面全体が押し流されているのが分かります。この近くに住む人の話によりますと、この場所では土砂が頻繁に運び込まれていたということです。