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熱海・土石流 捜索続く 日本海側も大雨に

2021年7月5日 19:27
熱海・土石流 捜索続く 日本海側も大雨に

土石流の被害が起きた中、5日は日本海側などでも大雨に警戒が必要です。

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記者
「土砂災害が起きた現場では、きょうも朝から警察による捜索活動が行われています」

土石流の発生からまる二日。懸命の捜索活動が続いています。

熱海市によりますと、住民基本台帳をもとに安否がわからない80人の確認を急いでいます。また、午後4時半の時点で3人の死亡が確認されています。

一瞬で濁流にのみ込まれた街。避難先から荷物をとりに自宅に戻った一家。3日、無我夢中で避難したといいます。

3日から避難している女性
「(土石流が)すごい勢いで来ましたね。初めて手が震えて、逃げるときも必死だったんで、荷物も持たず、最初携帯しか持ってなくて、靴もサンダルで最初出て、素足で。全然余裕がなかった」

午前10時現在、ホテルに避難している人は562人。現場では雨が降ったりやんだりと依然、土砂災害への警戒が続いています。

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また、5日は、日本海側で朝から強い雨が降りました。富山県・石川県・福井県などの一部では大雨警報も。福井県勝山市では川が増水し、勢いを増していました。

子供たちの通学時間帯も、景色がかすむほどの雨が。

6日にかけて、北陸地方や中国地方に線状に連なる発達した雨雲がかかる予想で、今後も大雨に警戒が必要です。

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また、関東も5日は大気の状態が不安定で、雨が降ったりやんだりとなった東京。7月11日がまん延防止等重点措置の期限となっていますが、政府は首都圏の1都3県について8月8日の東京オリンピック閉会式後まで延長する案を軸に検討しています。

1か月ほど“まん延防止”措置が延びることについて街の人は…

埼玉県民
「また700人とか東京が増えてきているので、まだ解除しない方がいい」

東京都民
「解除しないで安定するまでは、ある程度の決まりを決めて(感染を)抑えられるようにした方がいい」

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高齢者以外にも本格的に広がるワクチン接種。東京・港区では…

記者
「結婚式場などに使われる会場で、きょうから64歳以下の集団接種が始まりました」

外国人も多く暮らす港区。案内表示には外国語表記も。

会場の一つ、東京アメリカンクラブでは、1日あたり1700人ほどの接種が可能だといいます。

接種を受けたスウェーデン出身の男性(20代)
「ヨーロッパ帰るのに予防注射(ワクチン接種)をしていないといろんなことができないので、“すぐやろう”と思いました」

接種を受けた女性(30代)
「スムーズに行けてよかった」

若い世代への接種も始まり、こんな取り組みも…

港区・子ども家庭支援センター 安達佳子所長
「お子さんがいても安心して接種をしていただけるように、(子どもの)預かりも用意しています」

ワクチン接種のための子供の一時預かり。港区ではいくつかの接種会場の近くに一時預かり場所を確保し、子育て世代の接種も進めたい考えです。

職場での接種も広がっています。東京ディズニーランドとディズニーシーを運営するオリエンタルランドも、5日から職域接種をスタート。

千葉県浦安市の本社で、1日およそ300人ずつ進めていく予定です。

接種を受けたオリエンタルランド従業員
「普段から感染対策にご協力いただいているゲストの方々に、今まで以上に安心安全をお届けできるとうれしく思う」

まずはパーク内で接客を担当する従業員を優先し、10月末までに対象者2万人の接種完了を目指すということです。

また、オリンピック・パラリンピック関係者も多く利用する成田空港でも、空港内で勤務するおよそ1万6000人への接種を開始。

接種した人
「自分の予防のためもありますけど、お客さまにうつしたりする危険性もありますので、ぜひ受けようと」

初日の5日は、およそ350人、6日からはおよそ400人ずつ接種を行う予定です。

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一方、晴れて今年一番の暑さを観測したところもあった香川県。(高松 最高33.7℃)

丸亀市では、地元の園児たちがひまわり畑に集まってきました。挑戦するのは「ひまわりめいろ」。大人の背よりも高い、ひまわりの間を進むこどもたち。

「“ひ”!“ひ”って書いてあるよ!」

途中、スタンプも押しながらゴールを目指します。

「まだまだあるよ!」

例年はヒマワリの世話をした飯山高校の生徒と一緒に探検をしていましたが、新型コロナの影響で2020年に続き、今年も中止に。

それでも子供たちは無事ゴール。

「やった~!」

「たのしかった。スタンプどっかにあるかなーって探して。めーちゃくちゃおっきいひまわりがあった!」

梅雨の合間に子供たちの笑い声が響きました。