競技会場など対応…「消防特別警戒」実施へ
東京オリンピックの開催を目前に控える中、東京消防庁は競技会場などでの火災や急病人の対応にあたるため、7日から「消防特別警戒」を実施します。
6日、渋谷区にある消防学校では、東京消防庁の清水洋文消防総監が出席する中、7日から始まる「消防特別警戒」にあたる隊員らを集めた開始式が行われました。
「消防特別警戒」はのべおよそ3万人の消防隊員や消防団員が、競技会場や選手村などを巡回し、火災や急病人の対応にあたります。隊員らのユニホームにはカメラが搭載され、有事の際には警戒本部が現場の映像をすぐに確認できる仕組みになっているということです。
東京消防庁は、ポンプ車や救急車あわせておよそ130台を準備していて、「安全・安心な大会開催にむけ過去最大規模の警戒を行う」としています。