星出宇宙飛行士が特別講座 小学生と交信
文部科学省が、今年から始まった1人1台端末を活用し、全国の小学生を対象としてISS(=国際宇宙ステーション)の星出彰彦宇宙飛行士と交信する、特別講座を行いました。
特別授業は、「宇宙での水や食べ物の動き方と食事の仕方」をテーマに行われ、筑波宇宙センターにいる油井亀美也宇宙飛行士からの授業のあと、ISSと交信し、星出宇宙飛行士が宇宙では水が丸くなって浮く様子を実演したり、コーヒーと牛乳でコーヒー牛乳ができるかなどの実験を行ったりしていました。
この特別講座は、今年から始まった、全国の小中学生に1人1台のタブレットなどを配布する「GIGAスクール構想」の積極的な活用を推進する目的もあり、萩生田文部科学大臣も視察しました。
港区の麻布小学校では、児童と保護者らおよそ200人が参加し、星出宇宙飛行士の動きに歓声をあげていました。
参加した小学生「新しく知れたことの方が多かったのでよかったと思います」「今回の話をきいて宇宙に行ってみたいなと思いました」