被災地で断水続く…熱海土石流発生5日目
静岡県熱海市の大規模な土石流は、発生から5日目になりました。暑さが厳しくなる中、断続的に降り続く雨の影響で、地面はぬかるみ捜索は難航しています。
熱海市で起きた大規模な土石流で、これまでに7人の死亡が確認されています。熱海市によりますと、被害を受けた建物は131棟で、安否がわかない人は午前10時現在、27人となっています。
しかし、警察などに新たな情報がはいっているもようで、依然として正確な数字はつかめていません。
被災地一帯は断水が続いていて、熱海市は被災地周辺の6か所に簡易水槽を設置し対応しています。
静岡地方気象台によりますと、熱海市網代にある観測点の気温は26℃を超えていて、日中は30℃ほどの気温になる見込みです。
昼過ぎから夕方にかけて県内全域で雨となる見込みです。気温が上昇し熱中症も心配される中、警察や自衛隊などは懸命に捜索活動を続けています。