気象庁は１０日午前５時５５分ごろ、、鹿児島県薩摩地方に加えて、宮崎県えびの市でも「これまでに経験がないような大雨になっている」として、「警戒レベル５」にあたる大雨特別警報を発表しました。ただちに命を守る行動を取ってください。

気象庁は、活発な梅雨前線によって、鹿児島県薩摩地方に加えて、宮崎県えびの市でも「これまでに経験がないような大雨になっている」として、午前５時５５分ごろ、大雨特別警報を発表しました。特に、土砂災害に最大限警戒するよう呼びかけています。

これは、５段階の「大雨警戒レベル」のうち最も危険性が高い「命の危険」があることを示す「レベル５」の情報で、住民に命を守るための最善の行動を強く求めるものです。

安全な場所まで避難する時間がなかったり、すでに外に避難することが危険だと感じたりした場合には、近くの比較的丈夫な建物や、自宅の２階以上、山の斜面からできるだけ離れた部屋に避難するなど、状況に応じて、命を守る行動をただちに取ってください。

もしまだ自分のいる場所が被害を受けていなくても、土砂災害に警戒が必要なエリアの中にいると、今後、災害に巻き込まれ、命を落とす危険があります。ただちに避難してください。