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五輪直前 都内の病院でテロ想定の対策訓練

2021年7月12日 20:31
五輪直前 都内の病院でテロ想定の対策訓練

東京オリンピック・パラリンピックを前に、東京・文京区の東京医科歯科大学病院では、テロを想定した対策訓練が行われました。

東京医科歯科大学病院で10日に行われた、テロ対策訓練の映像です。東京オリンピック・パラリンピックを控えて、訓練は近くの駅前で放射性物質が伴う爆発が発生した想定で、医師や看護師のほか、放射線技師なども参加して行われました。

放射線量をはかり、除染を行い、その後、患者の重症度などを確認し、治療の優先度を決めるトリアージを行うなどしました。患者は腕にけががあったり、液体のような付着物があるなどの想定です。
大規模な訓練が行われる一方で、病院では、新型コロナウイルスの重症患者も受け入れており、患者数が増えています。

東京医科歯科大学病院・植木穣病院長補佐
「コロナ診療をやっているからといって、テロは全く対応できませんというわけにはいかないのでですね、大学病院としての責務をしっかり、十分準備していざという時は、病院や仲間を守りながらも、被災された方を1人でも多く助けるようにしていきたい」

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