当選無効…“スーパークレイジー君”が提訴
埼玉県戸田市の市議選をめぐり、県の選挙管理委員会から当選無効の判断が示された「スーパークレイジー君」市議が、判断の取り消しを求めて東京高裁に提訴しました。
スーパークレイジー君こと西本誠市議をめぐっては、埼玉県戸田市の選挙管理委員会が、立候補に必要な市内の居住実態が無かったとして、今年1月に行われた選挙の当選無効を決定しました。
市議はこれを不服として、県の選管に審査を申し立てていましたが、先週、県の選管も当選無効と判断したことから、市議は14日、判断の取り消しを求め、東京高裁に提訴しました。
スーパークレイジー君こと西本誠戸田市議
「早く決着をつける。ダメだったらダメだったで、ここで終わりじゃないので、僕は。住んでいたという証拠、何をもって証拠って言うのか分からないが、違う意味の気持ちでいきたいなと、それが強いです」
市議側は、県の選管の事実認定には誤りがあるとした上で、公職選挙法の居住要件についても、違憲だと主張しています。