比で特殊詐欺…拘束の邦人10人が日本移送
2019年、フィリピンで特殊詐欺グループが摘発され、日本人36人が拘束された事件で、現地に残るメンバーのうち10人が、新たに日本に移送され、警視庁に逮捕されました。
15日午後、成田空港に到着したのは、フィリピンを拠点とした特殊詐欺グループのメンバーで、犯行当時少年だった2人を含む20歳から27歳までの男10人です。
この事件は、2019年、フィリピン当局がマニラ近郊の特殊詐欺グループの拠点を摘発し、日本人36人を拘束したもので、半数の18人は去年、日本に移送されています。
残るメンバーのうち10人の身柄が15日、新たに日本に移送され、警視庁はフィリピンからウソの電話をかけ、高齢女性からキャッシュカードを盗んだ疑いで、この10人を逮捕しました。警視庁は残る8人についても移送の準備を進めています。