五輪競技場に最新カメラ8キロ離れ“撮影”
日本武道館に次々と運び込まれた赤や黄色の畳。ピッタリと敷き詰められたあと、今度は天井からクレーンが下りてきて、スタッフがカメラを取り付けています。
これは、離れた場所からでも操作することができるロボットカメラ。設置したのはオリンピック唯一の公式フォトエージェンシー、「ゲッティイメージズ」。
コントロールは、武道館からおよそ8キロ離れたメディアの拠点、東京ビッグサイトでも行っていて、普段見ることができない天井からの視点でも競技を撮影することができます。
ゲッティイメージズ編集統括 マイケル・ヘイマンさん
「あのカメラならば遠くからでも、間近で撮っているかのような写真が撮れる」
5Gが導入されたことで、ほぼリアルタイムの映像を見ながら撮影でき、写真は、わずか30秒ほどで世界中のメディアに配信されるということです。