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警察「クマ出没」と判断 本当に?深まる謎

2021年7月23日 19:13
警察「クマ出没」と判断 本当に?深まる謎

防犯カメラがとらえたのは、暗くなった富山県滑川市の郊外を歩く“動物の姿”。目を光らせ、こちらに向かって歩いてきます。

この映像をみた警察は、フェンスの向こう側を歩く成獣のクマだと判断。警察や市は、防犯カメラに映った工場の隣にある空き地に人が立って検証し、歩く体長1メートルを超えるクマが空き地の地面を歩いていたと考え、注意を呼びかけたのです。

しかし…。防犯カメラを拡大してもう一度みてみると、フェンスの上を器用に歩いているようにみえます。別の角度のカメラでは長いしっぽがあるタヌキのような動物にもみえ、その後、屋根に飛び移って姿を消しました。

映像をみたクマの生態に詳しい専門家によりますと、額から鼻にかけて白い線がみえることや尾が長く体も小さくみえることなどから、ハクビシンの可能性が高いというのです。

ハクビシンなら、体重は平均で3キロほどですが…。映像の動物は、成獣の“クマ”なのか?それとも“ハクビシン”なのか?

警察などが周辺をパトロールしましたが、今のところクマの目撃情報はないということです。

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