横田めぐみさんの弟・拓也さんが講演「拉致問題を自分ごととして考えて」
横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されて46年。めぐみさんの弟が16日、川崎市内の中学校を訪れ、「自分ごととして考えてほしい」などと拉致問題への理解を呼びかけました。
拉致被害者家族会・横田拓也代表
「単なる聞き手という立場ではなく、横田さんちの悲しい話という受け止め方ではなく、 自分自身がこの問題に遭遇していたらどう思うか、みなさん方のお父さん、お母さん、お兄さん、お姉さん、弟や妹がこうした苦しい思いに遭遇していたらどう思うか」
拉致被害者の横田めぐみさんは46年前、13歳で北朝鮮の工作員に拉致され、いまだ帰国を果たせていません。
16日、弟の横田拓也さんが若い世代に拉致問題への関心を持ってもらおうと神奈川県川崎市の中学校を訪れ、生徒およそ900人の前で講演を行いました。
拓也さんは「拉致問題を自分ごととして考えてほしい」「一人一人が絶対に忘れない、解決するという覚悟を持って友達や家族と話してほしい」などと話し、めぐみさんが拉致された当時と同年代の子どもたちに向かって拉致問題の解決のため協力を呼びかけました。