この冬の記録的な大雪 強い寒気の南下と日本海の高い海面水温が要因か 気象庁・異常気象分析検討会
この冬、日本海側を中心に記録的な大雪となりましたが、気象庁の検討会は、強い寒気の南下に加え、日本海の海面水温が高かったことが要因との見解を示しました。
去年12月後半と今年1月下旬には日本海側を中心に記録的な大雪となり、長時間、車が立ち往生するなど大きな混乱となりました。
気象庁で開かれた異常気象分析検討会は、この大雪について、偏西風が大きく蛇行した影響で強い寒気が南下したことが主な要因であるとの見解を示しました。さらに、日本海の海面水温が平年よりも2℃から3℃高かったことで、雪雲が発達して降雪量が増加した可能性があると分析しています。