青森県の酸ヶ湯で積雪4メートル超 日本海側では21日(火)夜にかけて降雪続く
21日(火)午前11時、青森県八甲田山麓の酸ケ湯で、今シーズン全国で初めて積雪が4メートルを超えました。
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21日(火)も日本付近は冬型の気圧配置が続いており、上空には強い寒気が居座っています。北日本から中国地方の日本海側を中心に断続的に雪が降って、各地で積雪が増えています。
青森県八甲田山麓の酸ケ湯では、21日(火)午前11時に402センチの積雪を記録。積雪深が4メートルに達したのは、今シーズン全国で初めてのことです。
酸ケ湯では、21日(火)午後6時までの24時間に55センチの雪が降り、そのほとんどが積もって、積雪は24時間で53センチも増加しました。
その他でも、21日(火)午後6時までの24時間降雪量は、長野県の野沢温泉で50センチ、福島県の檜枝岐で41センチ、新潟県の津南で39センチなど、各地でまとまった雪となり、積雪が急増しました。
午後6時現在の積雪深は、酸ケ湯で416センチ、山形県の大蔵村肘折で292センチ、新潟県の魚沼市守門で236センチ、北海道の倶知安で215センチなどとなっていて、北日本から中国地方の日本海側山沿いを中心に平年を上回る積雪となっています。
このあと、22日(水)にかけて次第に冬型の気圧配置は緩んできますが、日本海側では21日(火)夜にかけて雪雲の流入が続きそうです。
引き続き大雪や路面凍結による交通障害や着雪、なだれなどに注意が必要です。