【あすの天気】今回の寒気は「数年に一度の強さで、長く居座る」 大雪による災害に警戒
3日(月)から4日(火)にかけて、北海道の東部を中心に記録的な大雪となりました。
今回の寒気の特徴は、「数年に一度の強さで、長く居座る」ということです。5日も引き続き、大雪による災害に警戒をしてください。
雪雲の予想です。北海道東部の雪は小康状態になりますが、日本海側は広く雪や吹雪が続くでしょう。西日本の太平洋側でも大雪となりそうです。
そして、特に雪の量が多くなりそうなのが、北陸地方や東北の日本海側です。日本海から発達した雪雲が次々に流れ込んできそうです。
予想降雪量です。
5日夕方までの多いところで、北陸で100センチ、東北・東海で80センチ、近畿で70センチ、北海道・中国・九州北部で50センチ、四国で40センチ、九州南部で20センチとなっています。
今回の大雪は週末にかけて続く見込みです。大規模な車の立ち往生や、交通障害に警戒してください。
また、雪崩や、屋根からの落雪、雪下ろしによる事故にも注意が必要です。
5日昼の天気分布の予想です。
九州や四国の太平洋側では雪ですが、関東の平野部は晴れるでしょう。
空気の乾燥状態が続きますので、火の取り扱いにはご注意ください。