王座戦第4局 藤井七冠、勝てば史上初の「八冠」独占 勝敗は今夜にも…
11日、将棋の王座戦五番勝負第4局が行われています。藤井聡太七冠が勝てば史上初の八大タイトル独占となる注目の大一番は現在、どうなっているのでしょうか? 京都市内の対局会場前から中継です。
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史上初の八大タイトル独占まであと1勝ということもあり、対局の行われている京都市内のホテルは独特の雰囲気に包まれています。11日午後2時から同じホテルで行われている大盤解説会にも、歴史的な瞬間を見ようと多くのファンが集まっています。
11日朝、両対局者は大一番ということをあまり意識しない様子で対局室に現れました。
対局は午前9時に始まり、序盤から積極的に攻める永瀬拓矢王座に対し、藤井七冠は対応に時間を費やし、一時は持ち時間それぞれ5時間の中で、3時間以上差がつく場面もあり、藤井七冠は苦しそうに考え込む場面も見られました。
ただ、藤井七冠はあまり時間の差を苦にせず戦うところもあり、このあとどのような指し回しをみせるのかも注目です。
――将棋界は史上初の八冠誕生をどのように見守っているのでしょうか?
将棋界では羽生善治九段が1996年に初めて、当時の7大タイトル独占を果たしました。後のインタビューで、今後、七冠を達成する人について「いないと思います」と語っていたのですが、その予想も今年6月の“藤井七冠”誕生によって覆されました。
八冠が生まれれば、まさに将棋界の歴史も常識も変わることになります。第4局の勝敗は11日夜、決まる見通しです。
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史上初の八大タイトル独占まであと1勝ということもあり、対局の行われている京都市内のホテルは独特の雰囲気に包まれています。11日午後2時から同じホテルで行われている大盤解説会にも、歴史的な瞬間を見ようと多くのファンが集まっています。
11日朝、両対局者は大一番ということをあまり意識しない様子で対局室に現れました。
対局は午前9時に始まり、序盤から積極的に攻める永瀬拓矢王座に対し、藤井七冠は対応に時間を費やし、一時は持ち時間それぞれ5時間の中で、3時間以上差がつく場面もあり、藤井七冠は苦しそうに考え込む場面も見られました。
ただ、藤井七冠はあまり時間の差を苦にせず戦うところもあり、このあとどのような指し回しをみせるのかも注目です。
――将棋界は史上初の八冠誕生をどのように見守っているのでしょうか?
将棋界では羽生善治九段が1996年に初めて、当時の7大タイトル独占を果たしました。後のインタビューで、今後、七冠を達成する人について「いないと思います」と語っていたのですが、その予想も今年6月の“藤井七冠”誕生によって覆されました。
八冠が生まれれば、まさに将棋界の歴史も常識も変わることになります。第4局の勝敗は11日夜、決まる見通しです。