日航機事故から36年 慰霊式は規模を縮小
群馬県上野村に日航機が墜落し、520人が亡くなった事故から12日で36年です。墜落現場の御巣鷹の尾根では、朝から遺族らによる慰霊登山が行われています。
1985年8月12日、羽田発大阪行きの日本航空123便が墜落し、乗客・乗員524人のうち520人の方が亡くなりました。事故から36年となる12日は、午前8時頃から遺族らが山道を登り、亡くなった方の墓標に手を合わせて犠牲者の冥福を祈りました。
父親を亡くした女性「こういう時期で最後まで登っていいのかとか、そういうことも考えたりしたんですけれども、やっぱりここに来ると一番父に近い場所だっていう感じで、ずっと登っているんです」
去年に引き続き、今年も新型コロナ対策として入山時間の制限などが行われ、午前11時現在で113人が登山しています。また、午後6時からはふもとにある慰霊の園で追悼慰霊式が行われますが、遺族は参加せず、規模を縮小して行われます。