噛まれた“金メダル”交換へ 河村市長は?
12日午後1時すぎ。
名古屋市 河村たかし市長
「まあ、ご不快な思いをさせまして、大変申し訳ございませんでしたと、深く反省しております」
頭を下げ謝罪した名古屋市の河村たかし市長。
ことの発端は8日前。東京オリンピック・ソフトボールで金メダルを勝ち取った後藤希友選手が表敬訪問した際、河村市長が突然マスクを外し、金メダルに噛みついた問題です。
この行動に批判が殺到。交換を求める声も相次ぎました。
12日、組織委員会はJOCを通じて確認した後藤選手の意向に基づいて、メダルを新しいものに交換すると発表しました。
また、新たなメダルは予備のものから用意され、費用については、当初、河村市長に請求する方向で調整がされていましたが、最終的にIOCが負担することになりました。
そして、河村市長は12日、改めて謝罪しましたが、記者からの追及にあう場面もありました。
Q.感染防止の観点から全く肯定できないことをしていて
名古屋市 河村たかし市長
「そのことについては、誠に配慮が足りなかったと謝るしかしようがないですわ」
Q.そこをどういうふうに受け止め、どういうふうにしていこうと
名古屋市 河村たかし市長
「自分自身のことについては、誠に申し訳なかったということを繰り返して言うよりしようがないでしょ、これねえ」
Q.しようがないってどういうことですか、そういう投げやりな態度なんですか
名古屋市 河村たかし市長
「なげやりじゃないけど、そういうふうに…。じゃあ、訂正しますけど、まあ、今回のことは申し訳ありませんでしたということです」
自身の責任の取り方について、河村たかし市長は今後発表するということです。