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急増の自宅療養 オンライン診療で支援

2021年8月13日 17:23
急増の自宅療養 オンライン診療で支援

新型コロナウイルスの感染拡大で、急増する自宅療養者、オンラインで支える動きも出ています。

千葉県いすみ市の発熱外来があるクリニックでは、患者が急増し、多い日で5、6人が陽性になるといいます。感染者は保健所が管理するため、最初に診察した医師との関係は切れてしまいます。

外房こどもクリニック・黒木春郎医師「軽症・中等症で自宅で待機されている方は医療を受けていないわけです。今は(保健所の)保健師さんが医師の代わりをしているわけで、それは大変な負担であると」

オンライン診療も行う黒木医師は、自宅療養中の感染者をオンラインで支え、12日も11人診療しました。

黒木医師「顔を見て酸素飽和度も確認して実際に呼吸の状態も確認することができます。(軽症者らの)早期治療を行う、これによってこの大きな拡大を防ぐことも見えてくるんじゃないかと思います」

不安を抱える感染者の精神的な支えにもなるため、黒木医師は、保健所と連携し、自宅療養者のオンライン診療を進めたいとしています。