台風12号 今後の影響は
気象庁によると、台風12号は、23日(月)正午現在、東シナ海にあって、北上を続けています。この後、24日(火)朝にかけて長崎県に接近するおそれがあり、警戒が必要です。
20日(金)にフィリピンの東で発生した台風12号は、22日(日)正午頃、沖縄の宮古島に最接近し、その後も北上を続けています。台風12号は23日(月)正午現在、東シナ海にあって、中心の気圧は996hPa、中心付近の最大風速は20メートルとなっています。
台風は今後も北上を続け、23日(月)夜にはチェジュ島付近に達し、23日(月)夜から24日(火)朝にかけて、長崎県に接近するおそれがあります。
台風の進行方向である日本海付近には、現在前線が停滞していて、ここに台風のもたらす暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、九州北部では24日(火)にかけて雷を伴った激しい雨の降るおそれがあります。
24日(火)昼までの予想雨量は、長崎県内で120ミリから150ミリ。また、長崎県内を中心に強い風が吹き、海もしける所がある見込みで、24日(火)にかけて予想される最大瞬間風速は、九州北部で25メートルとなっています。
土砂災害に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水、強風やうねりを伴った高波にも注意をしてください。