巣ごもり続き“チューブ型調味料”続々登場
終わりの見えない“ステイホーム”ですが、料理の幅が広がる調味料が注目されています。使いたい時にすぐに使える「チューブタイプ」も次々と登場していて、食卓に彩りを加えてくれそうです。
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都内のスーパーで、今、売れているのは…
クイーンズ伊勢丹・白金高輪店 助川元洋店次長
「食感とかアレンジきくような“調味料”を紹介する機会が増えています」
長引くおうち時間で、ますます自炊が増える中、料理の幅が広がる“調味料”の売れ行きが好調だといいます。
例えば、「黒こしょうの塩漬け」。冷ややっこなどにのせるだけで食感を楽しめ、味のアクセントになるといいます。
さらに、こんな調味料も人気です。
クイーンズ伊勢丹・白金高輪店 助川元洋店次長
「こちらがチューブタイプの調味料コーナーになります」
毎日の自炊に疲れた人たちをサポートしようと、今、調味料が進化していて、エスビー食品からはチューブタイプが登場。
お客さん
「瓶だと開けてスプーンでとるけど、チューブ型だと出すだけなので、洗い物が少なくて済むかなというので、チューブ型にしています」
お客さん
「(チューブタイプだと)面倒くさくない」
夏に食べたくなる「みょうが」ですが、いちいち刻むのが面倒だったり、日持ちせず、使い切れなかったりするという人も多いはず。チューブタイプなら、片手で押し出すだけ。日持ちを気にせず、使いたい時に少量ずつ使うことができるんです。
また、焼きそばのお供、紅しょうがもチューブになって登場。紅しょうがを1袋買っても使える料理が限定的というイメージが強いですが、実は、幅広いメニューに使える万能調味料。
おにぎりや、卵焼きにチューブの紅しょうがをちょい足しするだけで、いつもの味をバージョンアップすることができます。
刻んだ食感と風味にこだわったチューブタイプの調味料。コロナ禍の前と比べ、売り上げも13%アップしているということです。
そして、キユーピーからは、チューブボトルに入ったパスタソースが9月に発売されます。
マヨネーズの容器のノウハウをいかし、ワンプッシュで手軽に使えて、好みの量に調整することが可能。
しかも、パスタだけじゃなく…
キユーピー・家庭用本部 大山寛介さん
「“炒め物”であったり、“焼いたり”、“かけたり”楽しめるソースになっています」
これ1本で“炒める”、“焼く”、“かける”といったさまざまな料理の味付けができるんです。
自炊が増える中、献立のレパートリー不足に悩んでいる人たちに向けて、発売したということです。
キユーピー・家庭用本部 大山寛介さん
「しっかりと本格的な味わいが楽しめながら、素材の味を引き立てる味わいと」
さらに、中華まんで有名な井村屋からは、先週(8月16日)、こんな新商品も登場しました。
井村屋・開発部食品チーム 平井菜未さん
「枝豆あんトッピングという商品を発売させていただきました」
トーストなどに塗るチューブタイプの「枝豆あんトッピング」です。パンとの相性は…
記者
「口に入れた瞬間に枝豆の風味がふわっと広がります。トーストの香ばしさととても合います」
枝豆は秋田県産で、サヤなどが汚れ、これまでは廃棄せざるを得なかった規格外の枝豆を使っているということです。
コロナ禍で続々登場する“チューブタイプ”の調味料。この先も広がりをみせそうです。