「泳いできた」男性 海岸にウエットスーツ
つばの付いた帽子をかぶり、青色のスポーツウエアを着て歩く男性。防犯カメラに映っていたのは先週木曜日(8月19日)、北海道・標津町の駐在所で見つかったロシア人の男性とみられています。
ロシア人男性
「国後島から泳いできた。亡命を希望する」
そう話していた男性は、町内にある店で服などを購入していたといいます。
そして24日、男性が見つかった駐在所からおよそ6キロの海岸では、大きな黒い袋で警察官が何かを回収していました。
記者
「袋に何かを入れているような様子が確認できます」
見つかったのは、ウエットスーツ。関係者によりますと、そのウエットスーツは男性が泳いできた時に着ていたとみられています。
在札幌ロシア総領事館によりますと、2011年に日本の学校で日本語を学んでいたという男性。
ロシア側は、男性との面会を求めていますが、札幌出入国在留管理局は取り調べが続いているとして、面会を拒否しているということです。