ロシア人名乗る男性「泳いできた」亡命希望
北海道・標津町で「国後島から泳いできた」というロシア人を名乗る男性が見つかり、亡命を求めていることから、入管当局で経緯などを調べています。
ロシア人を名乗る男性が見つかったのは19日で、標津町内の駐在所の前にいるのを通りかかった人が警察に届け出ました。中標津警察署で事情を聞いたところ、この男性は、標津町から24キロの「北方領土・国後島から泳いできた。第三国に亡命を希望する」などと話したということです。
男性の身柄は20日、札幌出入国在留管理局に移され、関係者によりますと、今後は入管当局で入国の経緯を確認するとともに、「一時庇護を認める」などの対応をとる見通しです。