熊本地震で被災 市役所の新庁舎落成式 熊本・宇土市
熊本地震で被災し建て替えられていた宇土市役所の新しい庁舎が完成し、25日に落成式が行われました。
宇土市・元松茂樹市長「ようやく宇土市の復興のシンボルである新庁舎が完成いたしました」
落成式には関係者およそ120人が出席し、新庁舎の完成を祝いました。
新しい庁舎は4階建てで、熊本地震と同じ規模の揺れにも耐えられる免震構造を採用しています。
7年前の熊本地震で宇土市役所は4階部分が押しつぶされるなどの被害を受け、隣に建てられた仮設庁舎などで業務が行われていました。
総事業費は52億円。市民の利便性を高めるために市民窓口を1階に集約し、交流スペースも設けられています。
新しい庁舎での業務は5月8日から始まります。