18年前の小4女児刺傷 逮捕の男「女の子を物色」主旨の供述 兵庫・たつの市
18年前、兵庫県たつの市で、小学4年生の女子児童を刃物で刺し、重傷を負わせたとして逮捕された男が、逮捕前、「女の子を物色していた」という主旨の供述をしていたことがわかりました。
8日朝、送検された勝田州彦容疑者(45)は、2006年、兵庫県たつの市の路上で、小学4年生だった女子児童の胸などを刃物で数回刺し重傷を負わせた殺人未遂の疑いが持たれています。
勝田容疑者は、女子児童と面識はなかったとみられていますが、その後の捜査関係者への取材で、逮捕前の任意の聴取で、「女の子を物色していた」という主旨の供述をしていたことが新たにわかりました。
勝田容疑者は、凶器だけでなく、刺した場所や回数についても供述していて、いずれも実際の傷口とほぼ一致したことが、逮捕の決め手の一つになったということです。
勝田容疑者は、加古川市で2007年、小学2年生の鵜瀬柚希さんが殺害された事件についても、関与をほのめかす供述をしているということで、警察は慎重に裏付け捜査を進める方針です。