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都4704人 専門家「再増加の可能性も」

2021年8月26日 23:32
都4704人 専門家「再増加の可能性も」

東京都内で26日、新たに4704人が新型コロナウイルスに感染していました。4日連続で前の週の同じ曜日の人数を下回っています。

都内の新たな感染者は4704人で、先週木曜日(19日)より830人減少し、4日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。都の専門家は、「このまま減少が続くのか様子を見る必要がある。繁華街の夜間の人流は増加し、学校も2学期が始まるため、感染者が再び増加する可能性がある」と指摘しています。

年代別では、20代、30代の若い人が半数近くを占め、20歳未満もおよそ17%と増加傾向にあります。

一方、新たに11人の死亡が確認され、このうち50代の男性2人は、自宅療養中に亡くなりました。

1人は、保健所の健康観察のための電話や訪問に一度も応じておらず、警察などが自宅を訪問したところ死亡していました。高血圧などの持病があり、ワクチン接種はしていませんでした。もう1人は、糖尿病などの持病があるため入院調整中でしたが、自宅で待機している間に死亡しました。ワクチン接種は1回受けていました。

都内で自宅療養中に死亡が確認されるのは、今月だけで16人となり、入院調整中の死亡は今月2人目になります。都内の入院患者は4156人で過去最多を更新しました。