×

秋元被告の保釈認める決定 検察側が抗告

2021年9月7日 18:16

カジノを含むIR・統合型リゾート施設への参入を巡る汚職事件で、7日、実刑判決を言い渡され東京拘置所に収監された衆議院議員の秋元司被告について、東京地裁は保釈を認める決定をしました。一方、検察側はこれを不服として抗告しています。

衆議院議員の秋元司被告はカジノを含むIR・統合型リゾート施設への参入をめぐる汚職事件で、収賄と証人買収の罪に問われ、7日、懲役4年、追徴金およそ750万円の実刑判決を受けました。

この判決により秋元被告の保釈は取り消され、東京拘置所に収監されましたが、弁護団は再度、保釈の申請を行い、東京地裁は保釈を認める決定をしました。保釈金は1億円です。

検察側はこの決定を不服としてさきほど抗告しましたが、仮にこの抗告を東京高裁が退ければ、秋元被告は7日にも保釈される可能性があります。