都 医療機能強化した宿泊療養施設を設置へ
東京都は、新型コロナの病床ひっ迫を改善するため、9日から、品川区の「船の科学館」敷地内に、医療機能を強化した宿泊療養施設を設置します。
東京都は品川区の「船の科学館」の敷地内に、ペット同伴可能な宿泊療養施設を設置していますが、その一部を活用し、医師の往診など、医療機能を強化した宿泊療養施設を9日、開設すると発表しました。
患者は37人収容でき、血中酸素飽和度などが常時モニタリングされ、看護師が常駐するほか、医師が必要に応じて往診して、酸素投与や投薬を行います。
症状が回復して入院が必要でなくなった患者や、宿泊療養施設で症状が悪化した患者を受け入れることで、新型コロナ病床のひっ迫を改善したい考えです。このような医療機能強化型の宿泊療養施設は都内では初めてということです。