宿泊療養施設で抗体カクテル療法開始 大阪
大阪府は、26日から新型コロナウイルスの患者の重症化を防ぐ、抗体カクテル療法を宿泊療養施設でも始めました。
「抗体カクテル療法」は、2つの薬を同時に点滴することで重症化を抑える治療法で、大阪府ではこれまで、中等症までの入院患者を対象に行われてきました。
しかし、病床使用率のひっ迫を受け、府は、宿泊療養ホテル1か所で抗体カクテル療法を実施します。薬の投与後、専用の部屋で1時間ほど経過を観察し、症状が安定していれば、患者は個室に戻り療養を続けます。1日最大20人程度の対応が可能だということです。
また府は、自宅療養者に対しても外来診療で、抗体カクテル療法を近く始める方針です。