政府は１９都道府県について、緊急事態宣言の月末までの延長を９日、決定しますが、東京の８日夜の人出は、１週間前と比べて、繁華街などで多くの地点で増加していました。

政府は１９都道府県について緊急事態宣言の今月３０日までの延長方針を決定しますが、通勤客からは、むしろ人出が増えているという声が聞かれました。

通勤客（６０代）
「宣言の延長で（人出の）変化はないと思う。むしろ９月に入って、学生さんが学校に行くようになったので増えました」

携帯電話の位置情報の解析によりますと、８日の都内の午後９時台の人出は、１週間前と比べ、渋谷センター街でプラス２９．４パーセントで、新橋駅でプラス１１．３パーセント、銀座駅でプラス５．６パーセントなど特に繁華街で増加が目立っていて、データが公開されている都内２２地点のうち１４地点で人出は増加していました。