札幌・豊平川で“サケ”迎えるアイヌの儀式
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戻ってきたサケを迎えるアイヌ民族の伝統儀式「アシリ・チェプ・ノミ」が、札幌の豊平川の河川敷で行われました。
豊平川のアシリ・チェプ・ノミには、各地からアイヌの人たちが集まりました。
アシリ・チェプ・ノミは、「新しいサケを迎える儀式」という意味で、札幌では40年前に復活しました。かつては、川で捕獲したサケを奉っていましたが、いまは購入しているといいます。
実行委員会・島崎直美事務局長「アイヌ語でカムイチェプとも言う尊い魚。アイヌ民族にはありがたい食べ物だ」
アシリ・チェプ・ノミは、サケが遡上するこの時期に北海道各地で行われます。