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靖国神社に“落書き”逮捕の中国籍男、事件の数日前に下見か

2024年7月10日 12:18
靖国神社に“落書き”逮捕の中国籍男、事件の数日前に下見か

靖国神社の石柱に落書きしたなどとして中国籍の男が逮捕された事件で、男が事件の数日前に靖国神社を訪れていたことがわかりました。下見をしていたとみられます。

警視庁公安部によりますと、逮捕された中国籍の姜卓君容疑者はことし5月、仲間と共謀して東京・千代田区の靖国神社の石柱に赤いスプレーで、英語で「トイレ」と落書きをし、損壊した疑いなどがもたれています。

事件を巡っては、すでに中国へ帰国している実行役の董光明容疑者と、撮影役の許来玉容疑者が指名手配されています。

姜容疑者は日本に在留していて、中国から来た董容疑者らと行動を共にし、スプレーを買うなど手助けをしていたとみられていますが、その後の関係者への取材で、姜容疑者が事件の数日前に靖国神社を訪れていたことが分かりました。

下見をしたうえで犯行に及んだ可能性もあり、警視庁公安部は動機などを調べています。