東京・千代田区の靖国神社で石柱に落書きがされているのが見つかった事件で、実行役を手助けしたとして、中国籍の男が器物損壊などの疑いで逮捕されました。また、実行役や撮影役として、中国籍の男2人を指名手配しています。

警視庁公安部によりますと、中国籍の姜卓君容疑者はことし5月、仲間と共謀して東京・千代田区の靖国神社の石柱に、赤いスプレーで英語で「トイレ」と落書きをして、損壊した疑いなどがもたれています。

また、実際に落書きをした疑いで中国籍の董光明容疑者と、撮影役とみられる許来玉容疑者を指名手配しました。

逮捕された姜容疑者は、当日現場には行っていませんでしたが、董容疑者らと行動を共にし、スプレーを買うなどして、手助けをしていたとみられます。

一方、実行役の董容疑者らは、事件直後に中国に帰国していて、警視庁公安部は2人の逮捕状をとり、捜査しています。