20日午後5時すぎ、秋篠宮ご夫妻が三重県の伊勢神宮に到着されました。約2年3か月ぶりとなる今回のご訪問ですが、新型コロナウイルスの感染拡大対策のため、全て車での移動となりました。

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20日午後5時すぎ、秋篠宮ご夫妻が、三重県の伊勢神宮に到着されました。伊勢神宮の職員約100人が出迎えるなか、車の窓を開け、丁寧に会釈をされていました。

新型コロナウイルスの感染拡大対策で、新幹線を使われず、異例の車移動となりました。伊勢神宮までは約480キロ。途中、休憩を挟みましたが、8時間を超える長旅となりました。

ご夫妻そろっての地方訪問は、阪神・淡路大震災の追悼式典に出席された2020年1月以降、2年3か月ぶりとなります。

秋篠宮さま
「震災のあと、幾度となくこの地を訪れましたが、懸命の努力で美しい街並みをよみがえらせていることに、深い感銘をおぼえました」

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今回の伊勢神宮参拝は、秋篠宮さまが皇位継承順位第1位の「皇嗣」となられ、2020年11月に「立皇嗣の礼」を終えた報告のためです。

「立皇嗣の礼」では、秋篠宮さまが皇嗣となられたことを内外に示されました。

秋篠宮さま
「皇嗣としての責務に深く思いをいたし、務めを果たしてまいりたく存じます」

儀式が行われたのは2020年11月。伊勢神宮の参拝が延期されてきたのは、新型コロナウイルスの感染拡大のためでした。そこで、感染症の専門家にも相談され、20日の訪問となったのです。

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ご夫妻は、20日から3泊4日の予定で三重県、奈良県、京都府を訪問されます。21日に伊勢神宮を参拝し、22日には神武天皇や明治天皇の陵など参拝される予定です。そして、26日に東京・八王子市の武蔵陵墓地を参拝され、代替わりに伴う行事が全て終了することになります。