【予報士解説】関東甲信で大雪…今後も路面凍結に注意
東京都心では10日(金)朝7時くらいから雪が舞い始めました。
朝の通勤通学時よりも日中のほうが気温が低く、午後2時の東京都心で1℃などと凍える寒さとなりました。
関東甲信地方を中心に広く雪となり、各地に大雪警報や注意報が発表されました。
午前10時半すぎには東京23区にも「大雪警報」が発表されましたが、午後2時前には「大雪注意報」に切り替えられました。
東京23区に「大雪警報」が発表されたのは2022年1月6日以来です。
ーーーー今後の雪の見通しは?
10日(金)午後4時現在、群馬県前橋で6センチ、埼玉県熊谷で8センチ、山梨県甲府で20センチの雪が積もっています。
今後の雨や雪の予想ですが、このあとは雪だったところも次第にみぞれや冷たい雨へと変わり、夜遅くになると関東の雪や雨もほとんどやんでいると思われます。
さらにその後は東北の方へ雪雲が流れ込んでいきますが、11日(土)朝までにはやむ見込みです。
ーーーー注意点としては?
都内の積雪も今後は雨で徐々に溶けていく見込みですが関東の内陸ではまだしばらく雪が降り続く可能性があります。
積もった雪はすぐには溶けませんので、11日(土)朝でも路面が凍結している可能性も十分に考えられます。
時間に余裕がないと、転倒やスリップ事故などの危険が高まりますので、早め早めの行動を心がけて下さい。