警視庁トップ交代 大石吉彦氏が新総監に
首都・東京の治安を担う警視庁のトップ・警視総監が16日、交代しました。
第97代警視総監に就任した大石吉彦氏は16日午前、警視庁本部に登庁し、斉藤実前警視総監と事務の引き継ぎを行いました。
大石新総監は、警察庁の警備課長や警備局長を歴任するなど危機管理部門の経験が豊富で、2012年からおよそ6年間は安倍前総理の総理大臣秘書官を務めていました。
大石新総監は、会見で警視庁について「日本警察の大黒柱」とした上で次のように抱負を語りました。
大石吉彦新警視総監「社会の大きな変化これにしっかり対応できる組織運営をしてまいりたい。サイバー空間の脅威これについては、非常に厳しい状況にある。サイバー対策に力を入れていきたい」
一方、斉藤前総監は東京オリンピックパラリンピックの警備について「無事に完遂されたことは何よりの喜び」と振り返りました。