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インサイダー取引疑い 三井住友信託元社員の関係先を強制調査

2025年2月6日 11:52
インサイダー取引疑い 三井住友信託元社員の関係先を強制調査

インサイダー取引をした疑いがもたれている三井住友信託銀行の元社員の男性の関係先に、証券取引等監視委員会が強制調査をしていたことがわかりました。

関係者によりますと金融商品取引法違反の疑いで強制調査に入ったのは三井住友信託銀行の元社員の50代の男性の関係先です。

この元社員は、証券代行部門の部長などを務め、顧客の株主名簿を管理する立場だったということで、職務を通じて知った顧客企業のTOB=株式公開買い付けの未公開情報を基に、インサイダー取引を行った疑いがもたれています。

元社員は、自分の名義で複数回にわたりインサイダー取引を行ったとみられ、およそ3000万円の利益を得た疑いがあるということです。

証券取引等監視委員会は、東京地検特捜部への告発も視野に調査を進めるものとみられます。

最終更新日:2025年2月6日 11:58