無免許事故 都議を書類送検…小池都知事は
警視庁は17日、元都民ファーストの会の木下富美子都議を無免許過失運転致傷などの疑いで、書類送検しました。
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元都民ファーストの会 木下富美子都議
「コロナを変革のチャンスととらえ直し、長期戦略に施策を位置づけていくべきと考えますが、知事の見解をおうかがいします」
捜査関係者によりますと、事故があったのは都議選投票日の2日前のことし7月2日です。木下都議は無免許で車を運転して板橋区高島平の交差点で停車中の車に衝突し、50代の男性と40代の女性にケガをさせ、そのまま逃走した疑いがもたれています。
また、その後の捜査で、ことし5月から翌月の間に、都内であわせて6回、無免許で車を運転した疑いも新たに発覚したといいます。警視庁の調べに対し、おおむね容疑を認めているということです。
木下都議は、選挙期間中の事故を公表せずに再選を果たしました。事故発覚後、都議会で辞職勧告決議が可決されても辞職せず、都議会には欠席を続けています。
17日、都民ファーストの会の特別顧問、小池都知事は─。
東京都・小池都知事
「言語道断だと思います。(書類送検されるという)厳しい現状を、ご本人がしっかりと理解されて判断される(べき)。私自身がそういった方を(都議選で)応援したというのは、大変恥じるべきことだなと思っています」