“感染保育士”出勤を保育園が隠す 大阪市
大阪市内の保育園が、新型コロナウイルスに感染した保育士が出勤していたことを、保健所に隠していたことがわかりました。園では、濃厚接触者の調査が行われず、その後、複数の感染が判明しました。
保健所などによりますと、先月24日、大阪市にある私立の認可保育園の保育士が感染していることが判明しました。
しかし、園長は保育士に対し、前日の23日は出勤していないとのウソの報告を保健所にするよう指示。その結果、保育園は濃厚接触者の調査対象から外れ、臨時休園を免れました。
園ではその後、別の保育士や園児2人の感染が判明していて、市が詳しい経緯を調べています。