村上春樹ライブラリー 開館前に村上氏会見
作家の村上春樹さんが、母校・早稲田大学に寄贈した直筆の資料などが所蔵される「村上春樹ライブラリー」が開館するのを前に、本人が登壇して記者会見が行われました。
東京・新宿区の早稲田大学に来月1日に開館する「国際文学館村上春樹ライブラリー」には、村上さんの全作品や直筆の資料などが保管されるほか、ゆかりの家具やピアノが置かれたラウンジや、現在の書斎を再現した「村上さんの書斎」などもあり、村上さんが寄贈したレコードが並ぶ予定です。
22日の会見には村上さん本人も登壇し、「学生たちがアイデアを自由に出し合って、それを具体的に立ち上げていける場所になれば良い」と希望しました。
設計は建築家・隈研吾さんで、入館料は無料で誰でも利用できますが、新型コロナ対応のため当面は事前予約制です。