読売新聞元記者“情報漏らす”懲戒解雇処分
読売新聞東京本社は、社会部の元記者が他社の記者らに取材情報を繰り返し漏らしたなどとして、懲戒解雇処分とすると発表しました。
懲戒解雇処分となるのは、32歳の社会部の元記者の男性です。読売新聞グループ本社広報部によりますと、元記者は社会部で司法記者クラブを担当していましたが、去年8月から12月にかけて週刊誌の女性記者ら3人に対し、自らや同僚記者が取材で得た情報をあわせて11回漏らしていたということです。
また、報告を怠ったなどとして前社会部長を出勤停止10日、編集局総務を譴責の懲戒処分とします。
読売新聞東京本社の前木理一郎編集局長は「悪質な行為で取材先の信頼を裏切り、報道機関としての信用を損ねたことをおわびします」とコメントしています。