神奈川県 事業者支援の給付金を二重払い
神奈川県は、新型コロナの影響で売り上げが減少した事業者を支援する給付金を、委託業者のミスにより、約1億8600万円分二重に支払ったと発表しました。
神奈川県が二重に支払った「中小企業等支援給付金」は、新型コロナで売り上げが減少した法人や個人の事業者に対し、県独自に支援するものです。
県によりますと、委託している日本旅行が先月29日、金融機関に誤った支払い情報を送ったため、事業者に対し2766件、約1億8600万円の給付金を二重に支払ったということです。
県は2日午前中に、日本旅行から対象の事業者全員に対し、返還手続きについてのメールを送るとしています。
神奈川県は、過払い分について県の負担はなく、委託業者が責任を負うとした上で、「再発防止に努めてまいります」とコメントしています。