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“給付金詐欺”経産省の官僚2人を懲戒免職

2021年7月19日 20:52
“給付金詐欺”経産省の官僚2人を懲戒免職

経済産業省のキャリア官僚2人が家賃支援給付金をだましとったとして起訴・再逮捕された事件に関して、経済産業省は、2人を懲戒免職にし、また、大臣らの給与の返納など、処分を発表しました。

経済産業省の元職員・桜井真容疑者と、新井雄太郎容疑者は、家賃支援給付金をだましとった疑いで先週起訴され、また別の詐欺の容疑で19日、再逮捕されました。この事件を受け、経済産業省は19日付で、2人を懲戒免職処分にしたと発表しました。

経済産業省が所管する制度を悪用して、詐欺を繰り返していたことを重く受け止めるとして、梶山経済産業大臣の給与を1か月分、事務方トップの多田事務次官の給与の1割を3か月分、自主返納するなどとしています。

容疑者の2人は、先週、経産省の担当者が接見した際、「大変反省している」「後悔している」と話したということです。経済産業省は「1日も早い信頼の回復に尽力してまいります」とコメントしています。