キャリア官僚“給付金詐欺”梶山大臣が陳謝
経済産業省のキャリア官僚2人が、家賃支援給付金をだましとったとして逮捕された事件で、梶山経済産業大臣は「誠に遺憾だ」と述べ、陳謝しました。
梶山経産相
「高い倫理意識を求められる国家公務員たる当庁職員に、こうした案件が発生をしたこと、誠に遺憾であると思っております。国民の皆様に深くお詫びを申し上げるしだいであります」
これは、経済産業省の職員2人が去年、ウソの申請で家賃支援給付金およそ550万円をだましとった疑いで、逮捕されたことを受けたものです。
梶山大臣は、また、中小企業庁の職員らが残業を重ねながら、家賃支援給付金の作業を行っていたと説明し、「同じ省の中で、このようなことが起きていることに大変憤りを感じている」と述べました。
経済産業省は、捜査に全面的に協力しながら、事件を未然に防ぐことができなかったかの検証を行い、再発防止策を策定する方針です。