“桜”安倍元首相「不起訴処分は相当」議決
「桜を見る会」の前日に行われた夕食会をめぐり、領収書を保存していなかったなどとして、政治資金規正法違反の疑いで告発され、不起訴処分となっていた安倍晋三元首相について検察審査会は「不起訴処分は相当」と議決しました。
「桜を見る会」の前日に行われていた夕食会をめぐっては、会場となったホテルから受け取った領収書が保存されていないなど政治資金規正法違反の疑いがあるとして安倍元首相らが告発され、東京地検特捜部が今年3月、不起訴処分としていました。
これに関連して、検察審査会は6日、先月15日付で安倍元首相について「不起訴相当」と議決したと発表しました。一方で元秘書ら2人については「不起訴不当」と議決したということです。
安倍元首相をめぐっては、夕食会の費用の負担などに関しても公職選挙法違反の疑いなどで告発され、今年7月に検察審査会が一部の処分について「不起訴不当」と議決したことから、特捜部が再捜査を行っています。