日暮里・舎人ライナー あす全線運転再開へ
今月7日に発生した地震の影響で車両の一部が脱線し運転を見合わせていた都営の日暮里・舎人(とねり)ライナーは、11日の始発から全線で運転を再開するということです。
日暮里・舎人ライナーの日暮里駅では、10日も始発から全線で運転見合わせが続いていて、東京都交通局がバスなどによる振り替え輸送を行っていました。
東京都交通局によりますと、11日の始発から全線で運行を再開するということです。脱線した車両は9日までに撤去され、緊急停止した車両については、10日中に撤去作業が終了する見込みです。ホームドアに損傷がみられ、復旧までに1日から2日かかるということですが、その間は、警備員を配置するということです。
11日は、始発から通常ダイヤで運行するということですが、地震の影響で複数の車両に損傷がみられているため、11日の朝、午前7時から午前10時の間は、通常ダイヤよりも1割程度少ない運行本数となる見込みです。
そのため、11日の始発から午前10時までは、引き続き、バスなどによる振り替え輸送も行うということです。
東京都交通局は、利用前にホームページなどで最新情報を確認するよう呼びかけています。