東京都内の感染者が、６日連続で１００人を下回っています。小池都知事は、新型コロナウイルスのワクチン接種をさらに促進する、新たなキャンペーンを発表しました。

１５日朝、新型コロナウイルス感染症対策本部で、岸田首相は「今後、感染力が２倍になった場合にも、対応可能な対策を策定いたします」と述べました。

岸田首相が示した、新型コロナウイルス対策の全体像の骨格。次の感染拡大に備え、対策の全体像を来月の早期にとりまとめる考えです。

１５日、堀内ワクチン担当大臣は、東京ドームの集団接種会場を視察。マスコットともふれあうなど、この会場ならではの様子を体感しました。

堀内ワクチン担当相
「会場の雰囲気を、元気のいい若々しいものにすることによって、文京区においての若い方々の接種率が、非常にほかの地域よりも高い。堅調だと伺っております。これから３回目（の接種）も進めていかなくてはならないので、そういった体制作りに生かしていければと思っております」

都内の感染者は、６日連続で１００人を下回り、減少傾向が続いています。そして、小池都知事は新たなキャンペーンを発表。

東京都・小池知事
「ワクチン接種の促進キャンペーンを、きょうから開始したいと思います。名称は『ＴＯＫＹＯワクション』ワクチンとアクション」

特設サイトを開設し、スマートフォンアプリで接種記録を登録した人には、今後、さまざまな特典を用意していくことなども明らかにしました。