20日(水)東京で木枯らし1号の可能性も
今週20日(水)は寒気が流入するとともに、日本海を進む低気圧が発達しながら北日本を通過し、一時的に冬型の気圧配置が強まる見込みです。この影響で日本海側を中心に荒れた天気となり、東京では「木枯らし1号」が吹く可能性があります。
今週20日(水)は次の寒気が流れ込むとともに、日本海を進む低気圧が発達しながら北日本を通過するため、一時的に冬型の気圧配置が強まる見込みです。
北海道から北陸の日本海側では局地的に雨が強まり、大雨となるおそれがあり、標高の高い山では雪と北風により吹雪となるおそれがあります。また、低気圧が発達するため広い範囲で風が強まり、東京では「木枯らし1号」が発表される可能性もあります。
この「木枯らし1号」は、冬の訪れを告げる季節風が吹いた際に発表される情報です。東京地方で「木枯らし1号」が発表される基準は、
1.期間は10月半ばから11月末まで
2.西高東低の冬型の気圧配置である
3.東京における風向が西北西から北である
4.東京における最大風速が、おおむね風力5(風速8m/s)以上
となっています。
日本海側の地域では警報級の雨や風となるおそれがあり、今後の情報に注意が必要です。また、関東地方でも強風によって気温以上に寒く感じられるでしょう。風を通さない羽織物などを用意しておくと安心です。