コロナ影響 「ポテト」が食べられない!?
今、ポテトが品薄になっているといいます。原因は、世界的な物流の停滞です。新型コロナウイルスの影響で、じゃがいもの輸入が遅れ、食べられなくなっています。
お昼時。
大学生(10代)
「チキンフィレサンドにしようかな…迷ってきた」
ケンタッキーのメニューで迷っていた大学生。
大学生(10代)
「それにする!」
持っていたクーポンが使用できる、チキンサンドとポテトのセットに決めたようです。しかし…。
――お伝えしづらいことがあるんですが…。
大学生(10代)
「え、ほんとだ!え!?」
「じゃあポテト以外にサイドメニュー…」
店頭に貼られていたのは、「ポテト」一時販売休止のお知らせ。
大学生(10代)
「本当だ。気付かなかった!」
「ポテトセットなのに…」
結局、ポテトなしのランチに。
大学生(10代)
「ポテト食べたかったんですけど…早くまた販売してほしい」
「ハンバーガーとポテトとコーラを一緒に食べるのが、世界で一番好きです」
現在、全国のケンタッキーの店舗のうち、首都圏などを中心に起きている“ポテトの販売休止”。原因は、世界の物流の混乱です。
原料のじゃがいもは、アメリカやヨーロッパから調達していますが、作業員の感染などで輸送する船に遅れが生じ、品薄に。さらに、先月以降、予想以上に売り上げが伸びたことも、品薄に拍車をかけたといいます。22日をメドに、全店で販売を再開できる見込みだということです。
◇◇◇
そして、ポテト以上に品不足が深刻化しているのが、給湯器。本格的な冬を前に、大手給湯器メーカーは、納期の遅延を発表しています。その大きな原因は、ベトナムのロックダウン。今は解除され、徐々に元に戻り始めているといいますが――
リンナイ広報部・樋口哲也部長
「いきなり稼働率が100%になっているわけではなくて、(今)本当にわずかに(部品が)入って来始めた」
“給湯器不足”の解消時期は、まだ見通せないということです。